2023年12月25日 11時から12時45分
所要時間:1時間15分+α (屋上テラスでのカフェ+ショップ滞在時間次第)
一週間のバルセロナ滞在で、個人的には一番良かったかなーと思ったところです。初めて生でガウディーの建築を見ました。サグラダファミリアはちょっと期待が大き過ぎただけにそれなり。それに対して昨今、ヨーロッパの堅苦しい建築ばかりでちょっと飽き飽きしていた自分にとっては、ウネウネしたデザインそして、木材も取り入れた内装に癒されました。あと、やはりアパートなので、天井も高過ぎず包まれ感があって良いです。ヨーロッパで建物に入るととにかく薄暗い感じがありますが、ここは本当に光が取り込まれていて明るかったです。屋上のテラスも気持ちいいです。この時期でもバルセロナって本当に暖かいなーと、感じられます。オーディオガイドの日本語の説明もかなりしっかり聞き応えありです。
クリスマス25日は、空いている店も限られるだろうと思って旧市街地歩きやショッピングは別の日にししました。ここを見た後、バスでグエル公園に移動(カサバトリョから大通りの道路を横断したらバス停あり、24番のバス。ただし満員バスで30分くらい掛かるのでちょっと大変でした。)。夜は、カタルーニャ音楽堂でコンサートに行きました。
ちょっとした注意事項ですが、いきなり前半途中でショップがあり、ここで買わないと後で買うところはないのかなっと思わせておいて、最後にもう一度ショップがありますのでご心配なく。私は重たいガイドブックを買って、ずっと持ち運びする羽目に。写真撮影の邪魔になりました、、。あともう一点、最後に変な3Dモニター鑑賞部屋を通らないと外に出れません(これは本当に無駄なお金をかけているなと思いました。入場料に跳ね返っているはず・・・)。一回の鑑賞に対して人数制限をしているので、タイミングが悪いと少し待たなければいけないです。
ウェブサイトで事前に予約しておくのが間違えないかと思います。当日行ってみると、既にチケットを持っている人が並ぶ列が、時間帯毎に分かれて区切られており、それなりに並んでいました。チケットがないとまずはチケットを買う方に並ばないといけないですし、すぐの時間帯で入場できないかもしれませんので。
カサバトリョ https://www.casabatllo.es/
以下は、とりあえずの解説ですがご参考です
スペイン・バルセロナ。ガウディが手がけた「カサ・バトリョ」 です。ちなみに「カサ」は日本語で「家」や「住宅」という意味なので、カサ・バトリョは「バトリョ邸」という意味になります。2005年にユネスコ世界遺産に登録されました。
1877年に建築家エミリ・サラによって建てられた建物を、1904年から1906年にかけてガウディが改築したものです。改築では、建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施しました。
外観は、波打つような曲線が特徴的です。ファサードは、ジュゼップ・マリア・ジュジョールによる様々な色の破砕タイルのモザイク(トランカディス)で覆われています。このモザイクは、カタルーニャの伝統的な装飾である「トレモリート」を再現したもので、海の波や鱗を連想させます。屋根は、ドラゴンの背中のような形をしており、カタルーニャの守護聖人であるサン・ジョルディの竜退治の伝説を表現していると言われています。
内部は、ガウディの独創的なデザインが随所に施されています。玄関ホールは、波打つような天井と壁が印象的です。階段は、貝殻をモチーフにした手すりが特徴です。各部屋には、タイルやステンドグラス、木材などの自然素材を組み合わせた、幻想的な空間が広がっています。
カサ・バトリョの見どころは、主に以下の4つです。
- 波打つような曲線が特徴的な外観
- ジュゼップ・マリア・ジュジョールによるトランカディスのモザイク
- ドラゴンの背中のような形をした屋根
- ガウディの独創的なデザインが施された内部
カサ・バトリョを訪れる際には、ぜひこれらの見どころをじっくりと鑑賞してください。
参考写真